[あらすじ] 白昼堂々(1968/日) - 更新順 (1/1) -
失業した炭坑従事者達が集まって結成された万引き集団のリーダーはワタ勝(渥美清)。彼らは徐々にその腕前を上げていき、ついに都会のデパートにまで手を拡げ始める。東京のデパートにはワタ勝のかつての仲間銀三(藤岡琢也)が足を洗って警備員として勤めていた。一人二人と仲間達が警察に捕まっていき焦りを感じたワタ勝は、銀三の職場の売上金をターゲットにし、その手引きを銀三に頼むのであった。更正したはずの銀三を案じ、ワタ勝と銀三の動きに目を光らせる老刑事(有島一郎)は・・・。ハイテンションな万引き集団の日常をペーソス溢れる人間ドラマとして描き出した野村芳太郎監督の群像劇。 (3WA.C) | [投票] | |
日本各地のデパートで大がかりな万引き事件が相次いでいた。犯人の鮮やかな手口の前に、デパート側も警察も無力で、捜査に当たっている刑事・森沢(有島一郎)も犯人の目星が全くつかずに腐る日々。そんな森沢はある日、かつて彼がお縄にしたスリで、今は九州の元炭坑町で働く勝次(渥美清)を訪ねる。勝次から婚約者・よし子(倍賞千恵子)まで紹介され、勝次が立派に更正しているのを見て満足して帰る森沢。ところが彼が去ったとたん、勝次とよし子はボロ住まいに不釣り合いな品物を、家のあちこちの隠し場所から引っぱり出しはじめる。そう、万引きの犯人グループとは、勝次の率いる部落の住人たちだったのだ。[81分/カラー/シネマスコープ] (Yasu) | [投票] |