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[あらすじ] 銭形平次捕物控 美人鮫(1961/日)

その頃江戸では娘のかどわかし事件が続出していた。そして今夜、後ろ手に縛られ殺された娘が発見される。娘は前日、尼寺妙照寺に行っていた。早速聞き込みに行った八五郎(船越英二)が、帰って来て報告する。が、尼さんの証言の時間のズレに、平次(長谷川一夫)が気付く。寺へ取って返した八五郎。しかし尼(=お蓮、近藤美恵子)に逃げられてしまう。翌日南町奉行所に若年寄、京極近江守(香川良介)が直々に訪れる。昨今江戸に蔓延し出した麻薬の件で、ハッパを掛けに来たのだ。その後、筆頭与力笹野新三郎(林成年)と平次の打合せ。殺された娘を縛っていたヒモは磯の香がした。麻薬と娘と海か、と平次は呟いた。(まだ続きます)
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それからしばらくして平次と八五郎が妙照寺の近くを歩いていると、女の悲鳴が。急いで駆けつける。武家の娘らしい女(琴絵:宇治みさ子)を襲っている侍たちを撃退する。と向こうの寺門を逃げるように出ていく町女(お吟:阿井美千子)がいる。「八、追っかけるんだ!」。2人はいつの間にか、妙法寺の裏手に入っていた。これは何だ?何気なく、盛り土を掘り起こしてみると、尼さんの死体が!「麻薬の臭いがするぜ」と平次が言った時、待ってましたとばかりに、寺社奉行配下の役人たちに取り囲まれた。2人は捕まった。

数日後、牢に笹野が顔を出した、「そちを捕らえる直前、不法侵入の訴えがあったそうだ。やはり敵のワナだったのだ。それと、そちの狙い通り、その夕刻に俄かに江戸を出た交易船が有ったそうだ。祐天丸といい、長崎の廻船問屋五島重兵衛(嵐三右衛門)の持ち船だ」。平「読めて来やしたぜ。娘をかどわかして他国で売り捌き、その金でアヘンを買って江戸で売る。そんな筋書きでしょう。」笹「何と、由々しき大事だ」。「そいつらを早く追っかけねぇと。笹野様、平次をここから出してくだせぇ!」「だめだ!天下の御法を覆すことはならん!」

1人東海道を下る八五郎。街道で出会った琴絵は、西に尋ね人がある、と言う。敵のお吟も、平次の在牢を確かめると侍たちと西へ、大阪へ向かった。

平次はどうする?娘たちを救い出し、悪党たちの大きな組織を潰すことが出来るのか?  いやいや早まるまい、物語は始まったばかりだ、78分。

長谷川平次、全18作。最終話。

(評価:★4)

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