[あらすじ] GOING WEST 西へ…(1997/日)
夫を亡くして1人酒屋を営む77歳佐久間リュウ(淡島千景)はある夜酒を飲み過ぎ寝タバコでボヤを出す。息子進夫婦(進:前田吟、妻美智子:剣幸)と娘伸子(林寛子)にこっぴどく叱られ、しばらくは進の家で同居することになる。茶飲み友だちのキヌエ(清川虹子)の一間の部屋を訪れた時、いかがわしそうな保険勧誘員の翔太(大沢樹生)と会う。キヌエは翔太を息子のように思っているという。その保険会社が警察に摘発されたと報じられた日に、キヌエは1人で死んでいた。(まだまだ続きます)
葬式の数日後、リュウは酔った勢いで夫の形見の車ローバーミニに乗り、高速道路を飛ばしていたら、あの保険会社の車を運転している翔太を見かける。
ドライブインで捕まえると、逃げるどころか逆に土下座して謝り、一緒に行きましょうと自らローバーに乗り込んで来た。というのは、つぶれた会社の金5千万円を盗んで、やくざに追いかけられていたからだ(という事をリュウは後で知る)。
どこへ行こうかと思った時、息子の家の居心地の悪さも有ったが、先日小学校の同窓会通知が愛媛の松山から来ていたことをリュウは思い出した。リュウは同窓会に行き、長年気に掛かっていた‘忘れ物’を初恋の人川原正吾(山村聰)に届けようと決心する。
京都の宮津市で翔太の恋人末来みき(藤谷美紀)を拾って、車は一路松山へ向かって走る。が、やくざも執拗に追いかけて来ていた。99分。
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