[あらすじ] 美しき抵抗(1960/日)
松並助教授(北沢彪)は学究一筋に生きる堅物の壮年学者であり、開業医となった同輩を軽蔑して金の亡者呼ばわりして憚らなかった。そのため妻ゆき子(高野由美)は家庭を支えるべくつねにミシンを離れず内職に励む。遊び盛りの三人の娘たち(香月美奈子、沢阿由美、吉永小百合)は父の保守性をうとましく思いつつも、それぞれに職を持ったり、職業訓練校に通ったりして家計の手助けに勤しんでいた。だが、娘たちの心の奥に澱んでいた怒りが、堰を切ったように溢れ出る日が来るのだった。〔モノクロ・日活スコープ・59分〕
(水那岐)
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