[あらすじ] 北京原人の逆襲(1977/香港)
チベット奥地に巨大猿人・ペキンマンが出現し集落を壊滅させたという噂を受け、興行主のルーは探検家のジョニー(ダニー・リー)達と探検隊を結成。だが自然の脅威の前に隊は総崩れし、ついにジョニー一人が取り残されてしまう。そんな彼の前にペキンマンが出現するが、女ターザンのサマンサに救われた。彼女は20年前飛行機事故に遭遇するもペキンマンに助けられ、共に生きてきたのである。いつしかサマンサと恋に落ちたジョニーは、ペキンマン共々サマンサを連れて香港へと帰る。そしてルーの元で一大ショーを開催したちまち話題を集めるペキンマンだったが……。
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映画を見終った人むけの解説です。
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香港にて数々の武侠・カンフー映画でヒットを飛ばしていた「ショウ・ブラザース」が、ラウレンティス版『キングコング』の煽りを受けて製作した巨大怪獣映画。製作費は当時としては破格の9億円をかけ、監修として日本から有川貞昌を招き、スタジオ一杯に香港市街をミニチュアセットで再現するなど特撮にも力が注がれた。
なおペキンマンの着ぐるみは、東宝や東映の怪獣怪人も手掛けた「ツェニー」という会社で製作されたが、香港側の「北京原人を」というリクエストに答えて、本物の原人になぞらえて忠実に作ったものは没になり、最終的にほとんどキングコングのようなものになったとか。
またツェニーの社長・村瀬氏は、契約期間が切れて日本へ戻ってしまった有川監督に代わり、現地スタッフに特撮指導やメガホンまで取ったことも。さらにクライマックスで火だるまになるペキンマンのシーンでは、中に入る役者が怖がってしまい、仕方が無いのでこの場面だけは村瀬氏本人が演じているという。
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