[あらすじ] 宣告(1990/伊)
1930年代のイタリア=パレルモ市。自分の妻を含む三人の男女を殺害したスカリアという被告の裁判が開かれ、検察側は死刑を求刑する。世論もスカリアの即行死刑を叫び、被告自身も死刑を待ち望むかのような発言を行なう。しかし死刑慎重派のフランチェスコ判事(ジャン・マリア・ボロンテ)は、世論の反発も覚悟の上で慎重に審議を進め、事件の裏にある事実関係を洗い出していく・・・。(114分)
死刑制度の有無をいち早く題材に取り上げた作品として注目を浴び、90年アカデミー賞の外国映画部門にもノミネートされた作品。日本では長い間未公開のままであったが、同テーマを題材にした『デッドマン・ウォーキング』が話題となった96年になってようやく劇場公開された。■1990年ダヴィド・ディ・ドナテッロ賞4部門受賞(作品/主演男優/録音/衣装)■1990年第3回ヨーロッパ映画フェリックス賞受賞■1990年イタリア・ゴールデン・グローブ賞3部門受賞(作品/主演男優/脚本)
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