[あらすじ] アザー・ファイナル(2002/オランダ=日)
2002年夏、日韓共催で開かれたサッカー・ワールドカップ。世界のトップを決定するこの大会の陰で、「世界のボトム」を決定する試合が開かれた。対戦したのは、当時国際サッカー連盟(FIFA)ランキング202位でアジアの奥地に位置する山国・ブータンと、203位のカリブ海に浮かぶ小国・モントセラト。横浜で開かれるワールドカップ決勝と同じ日に開催が決まった、世界一を決めるもう一つの決勝=「ジ・アザー・ファイナル」に参加するブータン・モントセラト両国チームの、試合当日までの模様を追うドキュメンタリー。[77分/カラー/ヴィスタ]
この「アザー・ファイナル」の発起人はマタイアス・ディ・ヨングというオランダ人。彼の母国であるオランダは、この年のワールドカップでは欧州予選で敗退し、本大会への出場を逃した。これがきっかけで、「最下位チームの決勝」というアイディアを思い付いたという。オーガナイザーを務めた彼の、ブータン・モントセラトへの働きかけによって、両国の初対戦が実現した。
なお、この作品から上がる収益は、ブータンとモントセラトのサッカー振興のため、両国のサッカー協会に均等に分配されるとのことである。
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