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[あらすじ] チャドルと生きる(2000/伊=イラン)

イランの首都・テヘラン。病院で生まれた赤ちゃんが女の子だと聞かされ、がっくりと力を落とす妊婦の母親。刑務所から仮釈放になって出てきたものの、故郷に帰ろうと思っても身分証なしにはバスの切符さえ買えない少女たち。未婚のまま妊娠し、病院で働く友人を頼ってきたが力になってもらえない女性──黒のチャドル(ベール)を身にまとい、イランのイスラム社会に生きる女性たちの様々な姿、そしてその人生。[90分/カラー/アメリカンヴィスタ]
Yasu

白い風船』に続くジャファール・パナヒ監督の2作目。しかしイラン国内ではこの企画に対して政府筋からの反発が強く、製作の許可が下りるまで3年を要した。それも最終的に作品の仕上がりを見て公開の可否を判断するという条件つきであった。

完成した作品はベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したが、結局イラン国内では上映は許可されていない。また国外に在住するイラン人女性たちからも「この映画がイランの女性のすべてではない」という意見が出た。

(評価:★4)

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