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[あらすじ] さよならジュピター(1984/日)

2140年、人類は宇宙進出の踏み台として「木星太陽化計画」を推進していたが、それに反対する「ジュピター教団」の妨害も日に日に激しさを増していた。そんなある日、木星付近で謎の巨大物体“ジュピターゴースト”が確認される。そして太陽系に向けブラックホールが接近中であることも……。人類はこれに対し、木星太陽化計画を利用した「木星爆破計画」でブラックホールの消滅を図るが……。
荒馬大介

 小松左京原作の同名小説を10億円もの製作費を掛け映像化。日本の特撮としては始めてモーションコントロールカメラ(コンピュータ制御によって動作するもの)を導入、さらに当時は珍しかったコンピューターグラフィックスといった最新映像技術を集め、東宝特撮としてはしばらく縁の無かった宇宙SF映画に取り組んだ。だが映画としては、小松氏自身が手掛けた脚本の弱さを始め、全体的なイメージの広がりの無さと時代錯誤ぶりが目立つ作品に仕上がってしまい、本作にかなりの期待を寄せていたSFならびに映画ファン達を失望させる結果となってしまった。

(評価:★2)

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