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[あらすじ] 東北の神武たち(1957/日)

東北の貧しい山村。農家の次男、三男はヤッコと呼ばれ、食いぶちが不足しないよう嫁とりを禁じられていた。ボロを着て牛馬のように田畑で働くヤッコたちは髪も髭も伸び放題。その姿が神武天皇に似ていることから“ズンム”とも呼ばれていた。なかでも利助(芥川比呂志)は、ひどい口臭のため「くされ」と蔑まれ仲間からも嫌われていた。そんななか、酷い病で苦しむ三角屋敷の久吉(藤原釜足)は妻のおえい(浪花千栄子)に「この病は昔殺めたヤッコのたたりだ。村のヤッコ達を一晩ずつ婿にしろ」と言い残して死んだ。信心深いおえいは、言い付けどうり夜な夜なヤッコ達の「相手」をするために夜這いする。原作は深沢七郎。(シネスコ/白黒/59分)
(★4 ぽんしゅう)

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