[あらすじ] 危うし! 快傑黒頭巾(1960/日)
幕末の長崎を舞台に、討幕派が密輸した武器弾薬の在り処をめぐり、幕府役人、清国人の旅芸人一座などが入り乱れる中、坂本龍馬に頼まれ、武器弾薬を長州藩に無事、送り届けるために現われた黒頭巾が白馬を駆って大活躍。子ども向け冒険勧善懲悪時代劇活劇の幕があがる。東映京都製作、大友柳太朗主演による「怪傑黒頭巾」シリーズ第9作。(86分)
東映京都製作。TV放映時の解説者中島貞夫氏によると、この時期の娯楽時代劇シリーズにとって、長崎を舞台に一本撮るのはある種の定番だったそうな。
なぜなら、江戸時代の鎖国政策の中で、唯一、長崎だけが外国との貿易、交流があったということから、異国情緒をたっぷり盛り込むことが可能だし、あやしげな外国人一座によるショーもどきの見世物とかを出せるので、画的にはかなり派手にできるから、ということらしい。
本作は、その典型ともいえる演出が随所に現われている。
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