[あらすじ] 若き日は悲し(1954/日)
恵子(美空ひばり)は牛乳配達をしながら、青年会の仲間・正二(山田真二)の帰郷を皆に告げてまわる。この清水の街の青年会は堅い絆で結ばれているのだ。だが副リーダーの恵子の兄・一郎(石浜朗)は、恵子に関する秘密を彼女に打ち明けられずにいた。一郎は、稼業の牛乳屋の冷蔵庫を増設するために、いや、それよりも恵子の幸せのため、ブルジョア令息の正二と恵子との婚約を素直に祝ってやろうと心に決めていたのだった。心の葛藤を隠し、ひとりの兄として見送ってやろうと。しかしひょんなことから秘密は恵子に、そしてあろうことか正二にもバレてしまった。ふたりにとって、その衝撃はあまりに大きすぎた。〔松竹大船/97分/モノクロ/スタンダード〕
(水那岐)
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