[あらすじ] 雲のむこう、約束の場所(2004/日)
いまはもうあの遠い日、僕たちは、かなえられない約束をした。
あのころ、僕たちは2つのものにあこがれていた。
沢渡サユリと、海峡のむこうユニオン占領下の北海道にそびえるあの巨大な塔。いつか必ず行くんだ、国境のむこう、見知らぬ北海道にそびえる、あの巨大な塔まで。
あの頃は、あの場所、あの時間が、いつまでも続き気がした、でも、僕をかこむ世界はこの先、何度でも僕を裏切る。中学三年の夏、サユリは僕たちに何も言わずに突然、東京に転校してしまった。
でもなぜか、今でも、誰より、近いと感じる。沢渡の夢を見るんだ、何度も繰り返し。
日本が分割統治された、"もうひとつの戦後"を舞台に、小型飛行機を組み立て占領下の北海道に見える"塔"を目指す少年・少女達の姿を描いた劇場アニメーション。
前作『ほしのこえ』で一人でアニメーションを作りセンセーショナルを巻き起こした、新海誠製作。複数人製作になった今作も、製作・原作・脚本・監督・美術・絵コンテ・演出・撮影・編集・CGワークを1人で兼任している。(93分)[ヴィスタサイズ]
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