[あらすじ] ヘアピン・サーカス(1972/日)
レーサーの島尾(見崎清志)はライバルの事故死をきっかけに一線を退き、自動車教習所の教官として至極普通の生活を送っていた。そんなある日、彼は街中でかつての教え子・美樹(江夏夕子)の姿を見た。反抗的ながらもただならぬ運転の才能と雰囲気を持ち、島尾の記憶にずっと残り続けていた女性・美樹。彼女はいつしか仲間達と共に公道上で「撃墜王」の如く車を狩る……「挑発させて競い、事故らせる」行為を繰り返していた。スピードに快楽を得る美樹を前にして、島尾の中に秘められていた“何か”がもたげ始める。やがて彼もまた真夜中の道路を走り始め、ついに「その時」がやって来た。
(荒馬大介)
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