[あらすじ] 世界(2004/中国＝日＝仏)
タオ（チャオ・タオ）は北京にあるテーマパーク「世界公園」でダンサーとして働いている。警備係の主任を務める恋人のタイシェン（チェン・タイシェン）との関係はなかなか進展しない。ロシアからのダンサーたちが新しくやって来、古くからの同僚は結婚が決まる。本当はタオもこの場所を出たいのだ。外の“世界”へと出てゆきたいのだ。焦りや不安、諦めを抱えながら、タオは今日も「世界公園」のステージで踊っている。[133分／カラー／シネマスコープ]
ジャ・ジャンクー監督の長編4作目。彼の作品では初めて、中国国内で一般上映が許可された作品となった。
本作の舞台である「世界公園」は北京および香港近くの都市・深[土川]に実在するテーマパーク。エッフェル塔やロンドンのビッグベン、9.11で倒壊した世界貿易センタービルなど、世界の名所旧跡が縮小されて再現されている。
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