コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] 戦場のアリア(2005/仏=独=英=ルーマニア)

第一次大戦さなかの1914年冬、フランス北部では仏英軍と独軍の戦闘が続いていた。仏軍ではオードベール中尉(ギヨーム・カネ)が部下たちを率いて突撃し、英軍陣地では パルマー神父(ゲイリー・ルイス)が若い兵たちの行く末を心配していた。そして独軍方では、オペラ歌手のアナ(ディアーネ・クルーガー)が兵士となった夫・ニコラウス(ベンノ・フュアマン)を追って、ホルストマイヤー中尉(ダニエル・ブリュール)が預かる前線にやってきていた。そしてクリスマスの夜、彼らは自軍の兵たちと共に、ある“奇跡”を目撃する…。[116分/カラー/シネマスコープ]
Yasu

クリスチャン・カリオンの長編2作目。フランス北部出身のカリオン監督は、「1914年のクリスマス、第一次大戦の前線で、敵同士の英・仏・独の兵士たちが休戦に同意し、皆でクリスマスを祝った」という実話をかつて本で目にし、この知られざる歴史を広く世に伝えたいと、映画化の構想を温め続けてきたという。

ディアーネ・クルーガー演じるアナの歌声はフランス人ソプラノのナタリー・デッセー、ベンノ・フュアマンのニコラウスの歌声はメキシコ出身のテノール、ロランド・ビラソンが、それぞれ吹き替えを担当した。

日本では2006年のフランス映画祭で初上映され、観客賞を受賞している。

(評価:★4)

投票

このあらすじを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。