[あらすじ] クライング・フィスト(2005/韓国)
かつてアジア大会銀メダルに輝いたボクサー、テシク(チェ・ミンシク)は事業に失敗し、莫大な借金、そして妻との別居を招く。生活のため、街頭の「殴られ屋」となった彼だが、最愛の一人息子(イ・ジュング)には顔向けができない…。■街のチンピラ、サンファン(リュ・スンボム)は金のために強盗を働き、刑務所に送られる。彼が獄中で出会ったのはボクシングだった。選手として成長を始めるサンファンに、父(キ・ジュボン)と祖母(ナ・ムニ)についての悲しい報せが入る…。■愛するもののために闘うテシクとサンファンが目指したのは、同じ舞台〈リング〉の上だった。[120分/カラー/シネマスコープ]
実在のボクサー2人をモデルに描く、リュ・スンワン監督長編4作目。カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。
テシクのモデルになったのは、ボクサー引退後に自ら興した会社が倒産し、新宿・歌舞伎町で殴られ屋をしていた日本人、晴留屋明(はれるや・あきら)。一方、サンファンは少年刑務所出身でK-1に出場経験もある格闘家、ソ・チョルがモデルになっている。晴留屋とソのドキュメンタリー番組を、リュ監督らがたまたま見たことが本作製作のきっかけとなった。
クライマックスのボクシングシーンは事前打ち合わせなしで撮影を行い、チェ・ミンシクが肋骨にヒビが入る怪我を負うほどの真剣勝負であった。
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