[あらすじ] ライヤンツーリーのうた(1994/日)
1945年、北海道。炭鉱で重労働を強いられていた中国人たちが脱走した。ひとり逃げ延びた王英仁(堀内賢雄)は、畑から作物を盗ってゆく償いに、母国の梨の種をそこに埋めていった。そして2年後。農家の娘・友子(鷹森淑乃)は口がきけず、家族から心配されながら毎日をおくっていた。彼女は満州で家族を失い、善蔵爺さん(大宮悌二)とともに帰国したのだった。そんな彼女が見つけた梨の若木から、友子は未だ放浪を続けていた王と出会う。たちまち彼になついた友子を見るにつけ、王は故国の妻を思い出し、子守唄を口ずさむのだった。そして友子は忌まわしい記憶と向かい合うことで言葉を取り戻すのだが…。作画監督:小野隆哉。〔90分/カラー/ワイド〕
(水那岐)
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