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[あらすじ] 円卓の騎士(1953/米)

5世紀頃、ローマ帝国が衰退し撤退すると英国は諸侯乱立の暗黒時代になった。が新興勢力は礼儀、慈悲を重んじ、騎士道が花開く。今ここに、ユーサー王の側室の子アーサー・ペンドラゴン公爵(後のアーサー王)は、魔法使いマーリンを伴って、王の正室の娘モーガン・ル・フェイ(義姉)とその夫モードレッド卿と岩山で会見していた。そこには岩に突き刺さった1本の剣。岩に銘がある−「この聖剣エクスカリバーを抜いたものこそ王なり」。アーサーは難なく抜くが、抜けなかったモードレッドは魔法だと喚き散らす。後日に諸侯会議を召集すると約して、皆は別れる。(更に続きます)
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帰路の待ち伏せを恐れて二手に分かれて、アーサーは単身森の道へ。一方、その道の先を行く1人の騎士。通称‘湖の騎士’、ランスロットだ。が、アーサーと間違えた待ち伏せの雑兵に囲まれる。とそこへアーサーが。「加勢するぞ」「無用だ」「頑固者め」・・・とお定まりのシークエンス・・・そして「おおっ、あなたがアーサー公か」と二人は兄弟の契りを結ぶのであった。(もう少し有ります−ここでは終われない)

更に森を進むランスロット。前に現れたのは、旅の貴婦人を拉致した暴れん坊騎士。貴婦人の騎士になり(スカーフをもらう)、対決するランスロット。そして見事に打ち倒し、婦人と見つめ合った時に胸に熱いものを感じた二人。そして別れるが、この婦人こそがアーサー王の妃となる為にアーサーの城に向かっていたグィネヴィア姫とは、知る由もなかった。この二人の愛の行方は?そして、ストーンヘンジ(神の御座である)で、諸侯会議が開かれる・・・。116分。

中世騎士物語の最高峰と言われる‘アーサー王伝説’。その諸々の伝承、口話etcをまとめたトーマス・マロリー卿作、1485年出版の「アーサー王の死」はその関連本の決定版として名高いが、本作はその幾多の映画化の中の1本である。

(評価:★3)

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