[あらすじ] END OF THE CENTURY エンド・オブ・ザ・センチュリー(2004/米)
ニューヨークに実在したパンクバンド「Ramones(ラモーンズ)」。パンクとは言いながらも,ビートルズや,ビーチボーイズを彷彿とさせるポップなメロディー。「ラモーンズ」は,そんなポップセンスを1曲3分弱程度の尺に詰め込み,多数の曲を世に送った。この映画は,「ラモーンズ」の結成から解散までの内幕を描いたドキュメンタリー作品。メンバーや関係者へのインタビューを中心としつつ,懐かしいライブ映像も。タイトルの『End of the Century』は,彼らの代表曲の一つである「Do you remember Rock'n'Roll Radio?」の歌詞の一部。彼らのかけ声「Hey,Ho,Let's Go!」が高らかに鳴り響く。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。
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「ラモーンズ」の元メンバーC・J・ラモーンやリッチー・ラモーンのインタビューをはじめ,他にも,「クラッシュ」のボーカリストジョー・ストラマーや,「レッドホットチリペッパーズ」のギタリストジョン・フルシアンテ等もインタビューで登場。チャートには無縁のラモーンズだったが,彼らの音楽センスが,多くのミュージシャンに支持されていた事が分かる。
この映画では,ラモーンズのメンバー間不和や,ドロドロした人間関係がリアルに描かれている。これらの事実は,純粋に彼らの音楽だけを楽しみたい人にとっては,知る必要のない事実なのかもしれない。しかし,例えば,メンバー間の不和が「KKK」の歌詞になっているという事実を知った後では,この曲はまた違ったものとして聞こえてくるかもしれない。
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