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[あらすじ] ガルーダ(2004/タイ)

舞台は現代のタイの首都、バンコク。地下鉄の工事現場から出土された化石は、神話上の巨鳥<ガルーダ>だった。科学者リーナは、この事実を公表しようとする。が、信仰深い国民の混乱を恐れる政府の判断で、軍の特殊部隊によって封印。事実は隠蔽される。リーナが抗議する中、地下鉄の振動によってガルーダが覚醒する。果たして?!(112分)
chilidog

東南アジアで広く信仰されているヒンドゥー教や仏教の神、鳥類の王<ガルーダ>をモンスターとして描いたアクション映画。

ガルーダは、ヒンドゥー教の影響を色濃く受けたタイ仏教でも奉られており、仏教寺院はもちろんの事、多くの建物の上部にも奉られている。姿は半鳥人のような巨鳥で、ヴィシヌー神(タイで最も重要な神様)を乗せてこの世を救うと言われている(またガルーダそのものが、ヴィシヌー神の化身のひとつでもある)。仏教の伝来ルートは違うが、日本の仏教における<迦楼羅(かるら)>。なお作中に出てくる「ナークの爪」の<ナーク>とは、蛇や龍の神。

「東京ファンタスティック映画祭2004」出品作品。

(評価:★3)

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