コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] 情熱の生涯ゴヤ(1971/独=露=ブルガリア=ユーゴスラビア=ポーランド)

18世紀末のスペイン。宮廷画家として不動の地位を築いたフランシスコ・デ・ゴヤ(ドナータス・バニオニス)は、貴族アルバ公夫人(オリヴェラ・カタリナ)の華麗な肖像画を描き上げ、その筆致に感嘆されるのみならず、一人の男としても寵愛を受けていた。そんな彼が、時を同じくしてスペイン全土を震撼させていた宗教裁判の傍聴席につく機会を得る。磔刑にされた無辜の人民が、炎に焼かれる地獄の如き惨劇にゴヤの魂は激しく揺さぶられた。そして彼は、悪魔的なモチーフをキャンヴァスの上に描き殴るようになってゆく。いまだ宮廷画家だったゴヤは異端的な画業を糾弾されることも無かったが、その心中は体制への憎悪に染められていった。〔136分/カラー/スコープ・サイズ〕
(★3 水那岐)

投票

このあらすじを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。