[あらすじ] サン・ジャックへの道(2005/仏)
口うるさい姉・クララ(ミュリエル・ロバン)、神経質な兄・ピエール(アルチュス・ド・パンゲルン)、ダメ人間の弟・クロード(ジャン・ピエール・ダルッサン)。半ば絶交状態の彼ら3兄弟に、巨額の遺産が転がり込んできた。しかし相続の条件は「スペインにある聖地サン・ジャックまで3人一緒に巡礼すること」。遺産のためなら…と渋々受け入れた3人は、ガイドのギイ(パスカル・レジティミュス)以下、世代も立場もバラバラな同行者たちと、巡礼の旅に出発するのであった。総勢9人の一行が、2か月をかけ1,500km歩く旅、その顛末やいかに…? [108分/カラー/アメリカンヴィスタ]
スペインの西端に位置する都市、サンティアゴ・デ・コンポステーラ(フランス名:サン・ジャック・ドゥ・コンポステル)は、十二使徒のひとり聖ヤコブの墓が見つかっており、中世より現在に至るまで巡礼者を多く集める街である。エルサレム・ローマと並ぶキリスト教3大聖地のひとつであり、ここまでの巡礼路は世界遺産にも指定されている。
フランスからサンティアゴへ向かう巡礼路は4つほどあり、本作では、南仏のル・ピュイ・アン・ヴレーから出発するルートが描かれている。
ちなみに本作では全行程を徒歩で巡礼しているが、実際には自転車や車、鉄道を使う巡礼者も多い。
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