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[あらすじ] 海水浴(1895/仏)

岩場のある海岸。簡単な桟橋は‘島桟橋’と呼ばれたりするが、それよりも簡単な作りで2本X 2の杭を脚(あし)にして、細い桁(けた)を渡したものを海に突き出させただけの飛び込み用桟橋。そこでファミリー(母さんと子供4人)?の5人が飛び込み遊びをしている。最初の画は、小さい少年が海から桟橋の先端へ登って来るシーンだ。その少年に向かって、橋を小走りするお兄ちゃん2人。先の兄は「早く飛び込め」と手を払う。少年は急いで足から飛び込み、兄は手から飛び込む。後の兄はどうしようか迷っていたが、母親が海から岩場へ登り、そして桟橋を走って近づいて来た・・・33秒。
KEI

世界初の実写商業映画(パリ、1895年12月28日)は10本公開されているが、そのプログラムは現存していない。

現存する最古のプログラムは1896年1月9日分の物であり、本作はそのラストの作品である(12月分と一緒であったかもしれない)。

*その1月9日のプログラム  1,工場の出口 2、馬芸会 3、金魚釣り 4、写真会議委員の上陸 5、鍛冶屋 6、水をかけられた散水夫 7、赤ん坊の食事 8、毛布ごと放り投げ 9、コルドリエ広場 10、海水浴 。

尚、時間はKEIの実測値である。

(評価:★5)

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