[あらすじ] あらくれ大名(1960/日)
膠着状態に陥った大阪冬の陣。徳川家康(大河内伝次郎)には確たる勝算があったが、その目の上の瘤が紅葵の紋をかざして豊臣方に付いた息子・松平直次郎(市川右太衛門)であった。彼の猛攻に家康は陣を解かざるを得なかったが、直次郎も禄なき身に落とされて伏見に一時滞在を余儀なくされた。そんな頃、豊臣の恩を忘れた家康を悪しざまに言い、一刀の元に斬り捨てられそうだった女・おりん(花柳小菊)を直次郎は救うが、彼女は京都所司代・福島(阿部九洲男)の間者だった。伏見の屋敷に、密かに直次郎を慕う妙(香川京子)や家来たちとともに集まったおりんは、福島の命を受けて直次郎の行動を監視するうちに、その心根に惹かれる。〔92分/カラー/スコープ〕
(水那岐)
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