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[あらすじ] バーダー・マインホフ 理想の果てに(2008/独=仏=チェコ)

1967年アメリカはベトナム戦争中で、世界で反戦デモが起こっていた。そして、ここドイツ。独裁国家イラン国王の来独に際し学生がデモ。警察隊ともみ合いになり、一人の学生が射殺される―“6月2日の悲劇”。2女の母、善き妻でもあるコラムニストのウルリケ・マインホフは、加害警察官が無罪になるに及んで公開討論会で政府を非難する。一方、極左組織のアンドレアス・バーダーと神父の娘グドルン・エンスリンは百貨店放火を実行、逮捕される。高まる抵抗運動(レジスタンス)の指導者ルディ・ドゥチュケの集会にウルリケは参加する。実は夫の浮気を見つけ、1人になり、何となく参加してみたのだ・・・。
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・・・その後ドゥチュケが右翼青年に撃たれ、全独で起きた拡大デモにウルリケは今度は積極的に参加する。抵抗運動に興味を持ったウルリケは刑務所にグドルンを面会する。グドルンが言う「ナチの時に失敗したように、今度は私たちは無関心を装うようなことはしない。」やがて、バーダーの脱獄にも手を貸し、ウルリケ、バーダー、グルドンが中心になって RAF(ドイツ赤軍)の組織が出来上がってゆく・・・。

原作はRAFの史実では最も信頼がおけるとされている、左翼雑誌「コンクレート」の副編集長を務めたシュテファン・アウストのドキュメントを映画化。150分。

(評価:★4)

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