[あらすじ] 副王家の一族(2007/伊=スペイン=独=米)
19世紀のイタリア、かつての副王家の末裔にしてシチリアきっての名門貴族ウゼダ家の当主ジャコモランド・ブッツァンカは一族を一手に支配していたが、その嫡男コンサルヴォアレッサンドロ・プレツィオージは、幼少の頃から父の手を焼かせ長じてからも事あるごとに父に反抗した。一方、ヨーロッパでは革命の嵐が巻き起こり、イタリアでもブルボン王朝が没落しガリバルディによるイタリア統一の波がシチリアにも押し寄せようとしていた。父子二代にわたる対立と葛藤を重厚な美術とともに描く。フェデリコ・デ・ロベルトの原作「I Vicere(副王たち)」は『山猫』原作にも影響を与えたとされている。(126分)
「副王」とは、中世ヨーロッパにおいて、国の領土または国外の植民地、領土におかれた国王代理の高位の行政官。18世紀初頭にはスペイン・ブルボン王家がシチリアを統治しており、ウゼダ家はその時に置かれた副王家の末裔とされている。
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