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[あらすじ] トラブル・イン・ハリウッド(2008/米)

ベン(ロバート・デ・ニーロ)は映画雑誌の特集で”ハリウッドで最も影響力を持つ30人”に選らばれた敏腕プロデューサー。だが内実はトラブル続き。カンヌ映画祭に出品予定の最新作は初号試写で動物虐待と大不評。女社長・ルー(キャサリン・キーナー)は監督にシーン差替えを指示するが、芸術家肌のジェレミー(マイケル・ウィンコット)はこれに激怒。一方、次作の撮影開始日も迫っていたが、主演予定のブルース・ウィリス(本人)がヘミングウェイみたいなあご髭を蓄えて現れた。出資者はウィリスが髭を剃らなきゃ資金を引き上げると言うし・・・。すべてはベンの調整能力にかかっているのだった。104分。
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撮影現場以上に大変で人間味に溢れる、製作現場の実態。ブロデューサー稼業の実像に迫る。

映画内映画『フィアースリー』にはショーン・ペンが実名で主演している。後のカンヌのシーンでも登場。ほかに、ウィリスのエージェント、ディック役にジョン・タトゥーロ、ベンの前妻・ケリー役にロビン・ライト(撮影当時はショーン・ペンと夫婦だったためロビン・ライト・ペンだが、その後10年8月に離婚)、ケリーの情事の相手で同業のスコット役にスタンリー・トゥッチ、ベンの高校生の娘役にクリステン・スチュワートなど。

原作は、実際に『アンタッチャブル』、『ファイトクラブ』、『ヒート』などでプロデューサーを務めたアート・リンソンのノン・フィクション。本作向けにリンソン自身がフィクショナライズして脚本を書いている。「あご髭」のくだりは、実際に『ザ・ワイルド』でアレック・ボールドウィンとの間にあった出来事に基づくとのこと(IMDb)。

『フィアースリー』がカンヌ映画祭で上映されるシーンがあるが、現実に本作自身も09年の同映画祭で上映されている(コンペティション対象外)。

(評価:★3)

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