[あらすじ] 卵(2007/トルコ=ギリシャ)
イスタンブールの町で古本屋を商いつつ、その陰で詩人としても活動する男、ユスフ(ネシャット・イシュレル)。彼はある日、すっかり疎遠になっていた母ゼーラの死の報せを受け取り、故郷へと還る。自宅に向かい扉を開いた彼は、そこに親戚の娘である少女アイラ(サーデット・ウシュル・アクソイ)の姿を認める。彼女はユスフにゼーラの遺言を告げ、母のこの数年の面倒を見てきたことを語るのだった。けして親孝行とは言えぬユスフは、遺言に記された母の願いに従い旅に出ることにする。それは彼の過去をさかのぼる旅でもあった。セミフ・カプランオールによって語られる自伝的作品「ユスフ三部作」第1作。〔97分/カラー/ヴィスタ〕
(水那岐)
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