[あらすじ] 骨までしゃぶる(1966/日)
明治33年。両親や幼い弟や妹たちのため遊郭へ売られた農家の18歳のお絹(桜町弘子)だが、親切な主人夫婦(三島雅夫/三原葉子)に迎えられ安堵する。客を取ることにも抵抗はなく、むしろ綺麗な着物を着られお腹いっぱい食べられることに満足していた。そんななか、先輩のお貞(久保菜穂子)から遊女の救済活動を行ている救世軍の存在を教えられる。やがてお絹は、遊女を借金づけにして自由を奪う遊郭の仕組みに気づくがときはすでに遅かった。膨大な借金を返そうと懸命に働くなか、初心な職人甚吾郎(夏八木勲)がお絹に恋心をいだき通ってくるようになる。自由を求めて行動する遊女を描く加藤泰監督作品。(88分)
(ぽんしゅう)
投票
このあらすじを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。