[あらすじ] 苦役列車(2012/日)
1986年。バブルの真っ只中の日本。19歳の北町貫多(森山未來)は日雇人足として鬱々とした日々を送っていた。父親が、昔、性犯罪を犯したため、一家離散の憂き目にあった彼は中学卒業後、そうやって一人で数年間を過ごしてきたのだ。嘗ては同棲した女もいたらしいが、ブスであそこが臭かったから別れたと嘯く貫多は覗き部屋で自分を慰めるしかない境遇の侘しさにも気づかない。そんな或る日、仕事先で知り合った専門学校生の日下部(高良健吾)と意気投合し、古本屋でバイトする女子大生、康子(前田敦子)への秘めた想いを打ち明けたりするが…。西村賢太の芥川賞受賞作を映画化した山下敦弘劇場映画監督第13作。
(けにろん)
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