[あらすじ] 汚れた心(2011/ブラジル)
第2次大戦後、ブラジルの日本人居留地のひとつ。元陸軍大佐のワタナベ(奥田瑛二)は、敗戦の知らせを敵の情報撹乱として糾弾する集会を邪魔され、日章旗を踏みにじられた。行動を指揮したブラジル軍伍長を罰するべく、写真館の主タカハシ(伊原剛志)を含めた男たちは集まるが、多勢に無勢で拘束される。だが日本人団のひとりでありながら、敵の通訳に廻ったアオキ(矢崎勇)に憤ったワタナベは、釈放後彼を斬れとタカハシに命じた。その頃、タカハシの妻で教師のミユキ(常盤貴子)は、アオキ家の壁に大書された「国賊」の二文字に慄然とする。そしてタカハシはアオキに剣を向け、「国賊」粛清の波が日系人社会を覆ってゆくのだった。〔107分/スコープ〕
(水那岐)
投票
このあらすじを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。