[あらすじ] タリウム少女の毒殺日記(2012/日)
その16歳の女子高生(倉持由香)は人の心や感情に興味がなかった。カエルを解剖し、ハムスターに毒を投与し、金魚をホルマリン漬けにして観察結果を動画サイトに投稿するのが趣味だ。学校でイジメられる自分すら客観的な観察の対象だった。彼女には疑問があった。整形は許されるのに遺伝子操作は何故いけないの? じゃあ、全身に刺青やピアスを施す肉体改造は? ついに彼女は、整形で若さを保とうとする母親(渡辺真知子)にタリウムを投与し肉体の変化を観察し始める。遺伝子研究者らのインタビューを交えながら命と管理社会の矛盾が問われる、2005年に静岡で女子高生が起こしたタリウムによる母親毒殺未遂事件に着想を得た異色作。(82分)
2012年東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門 作品賞受賞作
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