[あらすじ] スパルタの海(1983/日)
ウルフ(辻野幸一)は問題児だった。エリートの両親(小山明子/平田昭彦)に罵声を浴びせ、暴力をふるい荒れ狂う。そんな彼を救う最後の手段として両親が選んだ選択肢は、「戸塚ヨットスクール」への入学だった。そこは戸塚宏校長(伊東四朗)のもと、スパルタ教育をもって情緒不安定児を立ち直らせることで知られた施設だった。同じように家庭内暴力に明け暮れた少女アッコ(横田ひとみ)とともに、ウルフは檻に入れられてスクールでの第一夜を過ごす。次の朝より過酷な特訓の日々は始まり、ウルフは皆と同じく鉄拳と怒号のなか、一隻のヨットを航行させる力を叩き込まれるのだった。実在の組織を描き、戸塚校長の逮捕で公開が危ぶまれた問題作。〔105分〕
(水那岐)
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