イタリア系移民のルイ・ザンペリーニ（ジャック・オコネル）は、町の嫌われ者。しかし、彼の兄の助言で始めた陸上で、彼はその才能を発揮。次々に大会で勝利。遂には1936年のベルリン五輪に出場するまでに。その後世界大戦がはじまり、彼はアメリカ空軍の爆撃手となるが、爆撃機は出撃中に太平洋上に不時着。かろうじて生き残った仲間とともに、47日間も漂流した後、日本海軍に発見され、捕虜となった。大森の捕虜収容所に送られたルイ。そこは劣悪な環境で、捕虜となった兵士たちを苦しめていた。ところが彼は、所長の渡辺（MIYAVI）に目をつけられ、執拗に苦しめられることに･･･。