[あらすじ] 赤い玉、(2015/日)
老年期を目前にした映画監督の時田(奥田瑛二)は大学で映画製作を教えながら、もう一度、自らの企画で最後の作品を撮ろうとしていた。私生活では、大学でアシスタント事務を担当している30代の唯(不二子) と同棲しており、避けがたい老いと性の衰えを自覚しつつも、その不安から逃れるように唯との性行為に執着していた。そんな実生活を投影したシナリオを書き連ねていた時田は、ある日街中で出会った女子高生の律子(村上由規乃)に心を惹かれ、何かに憑かれたようにあとをつけまわし始めるのだった。そして、時田は律子への妄想をシナリオのなかで膨らませていく。自らの心境を投影したかのような高橋伴明監督作。(108分)
(ぽんしゅう)
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