[あらすじ] 関東無宿(1963/日)
女学生トキ子(松原智恵子)の父親は、その街を拠点とする極道組織組長、伊豆(殿山泰司)であった。足下で働く鶴田(小林旭)に伊豆は言い知れぬ不信感を抱いていたが、トキ子の親友花子(中原早苗)は鶴田の甘いマスク、鋭い眼光の虜となり心を許すのだった。そんな花子を売り飛ばす三下に、渋面を見せるだけの伊豆の怖れるものは、むしろ組の縄張りを荒らす新興組織、吉田組の台頭だった。おりしも花子に心を寄せる吉田組のダイヤモンドの冬(平田弘三郎)は、この暴挙を知り命知らずの行動に出る。そして伊豆に命じられ鶴田も花子を追うが、彼の前に女博徒辰子(伊藤弘子)が現われる。『地底の歌』の鈴木清順版リメイク。〔92分/スコープ〕
(水那岐)
投票
このあらすじを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。