[あらすじ] BPM ビート・パー・ミニット(2017/仏)
1990年代初頭のパリ。エイズがまだ死の病だった時代。HIV感染者や予防への政府や製薬会社の対応の遅さ、さらに世間の根強い偏見に抗議する市民団体アクト・アップが結成された。感染者やその家族ら参加者は、疑似家族的な結束で結びつき活動は民主的に運営されていた。そんななかでもショーン(ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート)の実力行使も辞さない行動は世間の注目を集めるが、その過激さに批判的な仲間たちもいた。やがてショーンは陰性の活動仲間ナタン(アーノード・ヴァロワ)と愛し合うようになる。抗議や啓蒙活動を通してHIV感染者たちの葛藤を描く群像劇。BPMとは心拍数や音楽のテンポを表す単位。カンヌ国際映画祭グランプリ(143分)
(ぽんしゅう)
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