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[あらすじ] 殺したのは誰だ(1957/日)

初老の域にさしかかった中古外車のセールスマン栄吉(菅井一郎〕は売り上げが伸びず社長(大森義夫)への借金がかさんでいた。苦労して進めていた商談も手段を選ばない若手セールスマン中川(西村晃)に出し抜かれてしまう。私生活では妻に先立たれ、愛人の由利江(山根寿子)がひとりでやり繰りする場末の飲み屋に転がり込んでいた。キャバレー勤めの娘の克子(渡辺美佐子)の生活も乱れ、大学生の息子次郎(小林旭)は怪しげないバイトに手を染めていた。そんな栄吉に保険金詐欺の話が持ちかけられるのだが。戦後復興に乗り遅れた男たちの顛末を描く新藤兼人脚本、中平康監督の日活フィルムノワール。(スタンダード/白黒/91分)
(★4 ぽんしゅう)

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