[あらすじ] 月面の足跡(1975/伊)
ローマで暮らす翻訳家のアリスは、近頃、原因不明の心身の不調に悩まされていた。ただし、それと夜毎の夢に出てくる月面遊泳の情景が、どういう因果関係にあるのかわからない。確かなのは、毎回恐ろしい人体実験で終わる悪夢のせいで抗鬱剤に依存するようになり、そのために三日間人事不省になった挙句、職務怠慢のかどで解雇されてしまったことだ。家の中を整理していた折に、彼女は差出人不明の絵葉書を見つける。胸騒ぎするものを感じて、ガルマという地中海岸のリゾート地を尋ねてみることにする。思いのほか寂れた町に着いて驚いたのは、行く先々で話しかけてくる人々が皆彼女と旧知の仲のように振る舞うことだった。どうやら彼女と瓜二つの女性が同じホテルに投宿中らしい
(袋のうさぎ)
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