[あらすじ] 22年目の記憶(2014/韓国)
売れない役者、ソングル(ソル・ギョング)はチャンスをもらった。‘リア王の影’の役だ。祖母と息子テシクも今日は来てくれた。演出家は言った、「演技は要らない。ただ覚えたセリフを言う。それだけだ。」が、ライトが自分だけを照らした時、彼は呆然と立ちすくんでしまった・・・。その後、失意の楽屋に来た男の名刺には‘ソウル大学 演劇科演出 ホ教授(イ・ビョンジュン)’と書かれてた。(もう少し続きます)
教授の勧めで受けた‘特別な劇’のオーディションは時に過酷でもあったが、彼は見事に合格した。
その日その場に、政府の情報部(KCIA) オー長官(ユン・ジェムン)が来た。「我々に必要なのは、君のその真面目さ、根性だ。君も知っている通り、南北合同声明が発表され、近々首脳会談が、行われるかもしれない状況だ。そこで我々はその会談のリハーサルをすることにしたのだ。つまり、君には全日成、そう民族の英雄と言われる全日成の役をやってもらいたいのだ。」続ける、「演出は君も知っているホ教授、脚本は我々の独房に永くお住み頂いているソウル大学の学生運動家イ・チョルジュ(イ・ギュヒョン)だ」。
学生は拷問で折られた足を引きずっている。「そうすると、私はさしずめ製作者と言うところかね」と彼は、大きく笑った。1972年のことだった。が、首脳会談は結局行われなかったのだが・・・、128分。
百想芸術大賞(ペク・サン芸術大賞:韓国のゴールデングローブ賞といわれる)の主演男優賞、青龍映画賞最優秀新人賞(リュ・ヘヨン)、最優秀技術賞[メイクアップ]、すべてノミネートされた。
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