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[あらすじ] 二階堂家物語(2018/日)

奈良県天理市。二階堂家は代々続く地元の名家だ。ところが、土地の農作物を扱う会社の社長でもある家長の辰也(加藤雅也)は、跡取りの息子が他界し、それが原因で妻も家を去り落胆していた。家系が途絶えることに耐えられない母親のハル(白川和子)は、気心の知れた地元の娘、美紀(伊勢佳世)との再婚を半ば強引に薦めるが、辰也は秘書の沙羅(陽月華)に想いを寄せていた。一方、辰也の会社で働くやり手の洋輔(町田啓太)は、婿養子として娘の由子(石橋静河)と結婚してもよいと考え始めていた。二階堂家の跡継ぎ問題は、それぞれの思いを秘めながら地元の住人を巻き込んで、家族の軋轢と行き違いを生むのだが・・・。(105分)
ぽんしゅう

なら国際映画祭が、奈良を撮影地に国際的視点で製作する映画プロジェクトNARAtive作品。監督は、2016年に同映画祭で最高賞を受賞し、2015年カンヌ国際映画祭ある視点部門・期待すべき新人賞も受賞しているイラン人女性のアイダ・パナハンデ

(評価:★5)

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