[あらすじ] いつも月夜に米の飯(2018/日)
独り身の母親・麗子(高橋由美子)に背を向けて、東京で高校生活を満喫していた千代里(山田愛奈)のもとに故郷・新潟より報せが届く。故郷で小料理屋を開いていた母が失踪したというのだ。矢も楯もたまらず帰郷した千代里がやっと店の戸をくぐると、待っていたのは口さがない隣人の勝手な言い分だった。ブチ切れた彼女は人々を締め出し、ひとり残った雇われ料理人のアサダ(和田聰宏)のことばに不服なりとも従って睡眠をとる。翌日にも帰京するつもりの千代里ではあったが、旨い朝食をつくり彼女を気遣ってくれるアサダに惹かれるものを感じ、いつしか今までの生活を捨て彼の手伝いに没頭してゆく。そんなとき、麗子が店に帰ってきた。〔104分〕
タイトルは中世庶民の言い回し。高価な油を買えない庶民には、明るい月灯りの下で白米のご飯を食べることは何よりのご馳走であった。転じて、滅多にできない贅沢を形容することば。
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