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[あらすじ] 教えられなかった戦争・沖縄編(1998/日)

第二次大戦末期、日本軍の大飛行場があったため、激戦地となった伊江島は、沖縄本島の北西に位置する小さな島。終戦後10年。米軍演習場建設の目的で、土地調査にやってきた米軍は、それとは知らない島民に、「日当の受け取り」と偽って書類に捺印させ、農地を取り上げた。銃剣とブルドーザで、有無を言わさず、立ち退きを迫り、たちまち米軍演習場を建設する。以来、粘り強い抵抗運動を闘ってきた島民の姿を描く。これまでの闘いで、最初に米軍に接収された土地の58パーセントが返還された。伊江島における土地奪還運動を闘いぬき、真の平和を祈りながら、2002年3月、永眠した阿波根昌鴻さんのメッセージを力強く伝える。
kazby

この国が平和だと言っているのは誰か。戦争とは、戦後とは、そして、平和運動とは、を問いかける問題作。キネマ旬報1998年度ベスト・テン文化映画部門1位作品。

(評価:★5)

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