[あらすじ] なぜ生きる 蓮如上人と吉崎炎上(2016/日)
親鸞が浄土真宗をひらき、苦海のようなこの世からの救済の道を説いてしばらくの年月が流れた。戦国時代のただなかにあって、貧困に負けず生き抜いてきた男・了顕(小西克幸)は、この世を呪い人を疎んじながら生きる気力を求めていた。だが、希望を託した我が子を孕み、一身に尽くしてくれた妻(藤村歩)を事故で失った彼はどん底に突き落とされる。抜け殻のようだった彼に、もう一度人生の意味を考える機会を与えたのが、妻にも教えを説いた親鸞の思想を伝える僧侶・蓮如(里見浩太朗)の法話だった。人は流れに翻弄され、溺死を待つだけだというのになぜ生きるのか。了顕はその意味を聞き生きるために、蓮如の教団に身を投じるのだった。〔84分〕
(水那岐)
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