[あらすじ] 風の無法者(1968/伊=独)
馬車は、中継地点に着く。皆が下りると、ノバックは座席の板を持ち上げて、中の鞄を確認した。・・・やがて出発。しばらく行くと、黒人が例のロープを引っ張る。ノバックの鞄が、下の道へ転がり落ちる。黒人は又下へ潜り込み、ロープを外し、板を元通りにした。
土煙を立てて駅馬車が去って行くと、道に鞄1つ。それを取り上げたのは、鷲鼻の流れ者カドリップ(リー・ヴァン・クリーフ)だった。
駅馬車が鉱山の町シルバータウンに着く。採鉱場のクーパー所長が出迎える。ノバックは本社の人間で、みんなの給料を運んできたのだ。彼は、座席の板を持ち上げる。「無い、鞄がが無い!」一同騒然となる。「そうだ、中継地点までは有った」とノバックは馬に飛び乗り「探してきます!」。
しかし何処にも鞄はなかった。行く手に岩山が近づいてきた。人がいる。それは今、岩山に鞄を隠したカドリップだった。銃を抜く。「今丁度、馬を無くしてね。馬をもらおうか」。ノバック「それはいいが、もしシルバータウンに行くなら乗っけてもらえないかな」。
去ろうとしたカドリップだったが、気が変わり「乗りな」。
何処から来た?―ヨーロッパだ。 ヨーロッパ!、新大陸はどうだい?―気に入ったよ。そうかい、おっと、その帽子は新大陸には似合わないよ、とカドリップはハンティングを 、風に乗せて、遠くへ飛ばした。2人は全く意気投合してしまう。
実は牧師くずれと黒人とカドリップは、云う迄も無く仲間だった。そして、次に運ばれる給料も盗もうとする三人。今度は、保安官を護衛に付けるノバック。仲間への義理と新たな友情との間で、カドリップの心は揺れる。
そこへ、本物の盗賊バートン窃盗団が絡み、事態は思わぬ方向へと進んで行く・・・90分。
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