[あらすじ] 失くした体(2019/仏)
医療施設の冷蔵庫の中にある切断された「片手」は、知恵を絞って施設から脱出する。襲い掛かるネズミやハトの攻撃をかわし、手はひたむきに進む。もちろんその目的はその主であった人物のもとへの帰還だ。その持ち主…ナウフェル(ハキム・ファリス)は、どこか冴えないアフリカ系の青年だ。両親を交通事故で失い、今はピザ屋のバイトで生計を立てる毎日だ。それなりの境遇から慣れぬ肉体作業をせねばならぬ身分におちた彼の、その毎日は過酷だったが、転職先で会った少女ガブリエル(ヴィクトワール・デュボワ)へ思いを伝え、落ち込みがちな彼女に勇気を捧げるのが、取りあえずのナウフェルの使命だ。片手が彼のもとに戻ったとき、行動は始まる。〔81分〕
(水那岐)
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