[あらすじ] トランスジェンダーとハリウッド:過去、現在、そして(2020/米)
米国人の80%が、トランスジェンダーという存在を現実の隣人として把握していない、という調査結果がある。知るのはスクリーンの上からだ…。トランス女優として成功をおさめたラヴァーン・コックスは語る。自分にとっても、トランスが初めて可視化されたのを見たのはハリウッドからだったと。映画草創期、D・W・グリフィスはカットバックの技法とともにトランスを作品に登場させていた。非現実的で異常な存在として。それはヒッチコックの『サイコ』にも伝播、倒錯者は殺人鬼として描かれる。その後変化はあったが、トランスは笑いの対象、そしてつねにセックスの話題と非分化の存在として描かれてきた。いま当の彼女らはどう戦うのか。その戦果とは。〔107分〕
(水那岐)
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