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[あらすじ] 戦火のランナー(2019/米)

グオル・マリアル(本人)は、1984年スーダンで生まれた。スーダンは1956年に独立はしたものの、多数の部族が争い継続的に内戦状態だった。村では、いつも銃弾が飛び交っていた。子供がよくさらわれた。奴隷にする為だ。8才になった時、危機が迫り、両親は彼を1人で村から逃がした。彼は町に着き、マンゴーを採って売り歩いて暮らしていた。がやがて銃を持ったある部族の兵士に捕まった。奴隷になったが、ある朝脱出。走りに走った。そして、4年間そんな放浪生活が続いた。その後、幸いにも移民キャンプで保護された。そこに親戚がいた。彼は親戚と一緒に、米へ行く事になる。(まだまだ続きます)
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米、ニューハンプシャー州に着いた彼は、高校に入学。彼の走りを見た先生の勧めで陸上部に入部。町の大会、州の大会で優勝を重ねて行き、そしてアイオワ州立大学に入学。1年はタイムが落ちたが、奮闘してまた好成績になった。2011年1万mからマラソンに転向すると、2012年ロンドン五輪大会の切符を手にすることが出来た。

一方祖国は南北に分かれての内戦の形に発展し、2011年南スーダンが独立する。彼の故郷は南スーダンに入っていた。が独立したばかりの南スーダンには、オリンピック委員会がなく、彼が代表する国はなかった。

彼はオリンピックに出場できるのか。次々と苦難に直面するグオルのランナー人生を描くドキュメンタリー、88分。

文科省選定作品。ブリッケンリッジ映画祭最優秀作品賞、他世界11の映画祭で受賞。

(評価:★4)

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