[あらすじ] 十一人の賊軍(2024/日)
1868年に起こった戊辰戦争。新政府軍は、北越地方攻略には物流港がある新発田藩が鍵とにらみ、新発田藩の寝返りを画策して進軍させていた。一方で、新発田藩の煮え切らぬ態度に業を煮やした周辺諸藩の旧幕府同盟は、同盟軍を率いて新発田藩に内城して参戦を迫ってきた。このままでは新発田藩内で両軍が鉢合わせ激突することを危惧した新発田藩家老、溝口(阿部サダヲ)は同盟軍を説得し城内から立ち去らせるまでの間は新政府軍を足止めするため、同盟軍に偽装した決死隊を藩境界境の砦に送り込む。決死隊に選抜されたのは、これに成功すれば無罪釈放と言われた政(山田孝之)たち9名の罪人たちと、溝口の命で任務を任された剣の使い手、鷲尾(仲野太賀)たちだった。
『仁義なき戦い』等で知られる名脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻の企画シナリオを、『孤狼の血』シリーズを手掛ける白石和彌監督が映画化。
1964年当時の企画シナリオは、製作がボツになった時点で激怒した笠原和夫の手で破り捨てられてしまったため、残されたプロットを基に改めて脚本が作られている。
(上映時間155分)
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